こんばんは、株主優待大好き、株主優待滝川@マネテク!です。

前回は、「株主優待を受ける方法」として、株主優待の仕組みについて、基本的なところをまとめてみました。

(過去記事)
・株主優待を受ける方法 | 株主優待裏技ガイド

今回は、前回の記事の最後にお伝えした通り、株主優待を超お得にゲットできてしまう株主優待の必殺技、「クロス取引」を紹介したいと思います。

クロス取引を知ったきっかけ

もともとこのテクニック、いつもお世話になっている「ANAとマイルのパパじゃない?」で紹介されていたテクニックなのですが、正直言って、見た瞬間衝撃を受けました。

(参考リンク)
・ANA株主優待券の相場高騰と戦う 優待取りクロス取引 – ANAとマイルのパパじゃない?

要は、(マイレージ修行に備えて)ANAの株主優待券をお得にゲットする、ということで紹介されていたものです。
一方で、当然ながらクロス取引はANAに限らず株主優待を狙う際には利用できるテクニックですので、この機会に習得してお得な株主優待生活を送ってしまおう、というのが当記事の趣旨です。

クロス取引とは?

株主優待クロス取りとは、現物買いと信用売りを同時に行うことで、株価変動のリスクを排除しつつ、株主優待の権利を得る、という手法です。

分かりづらかったかもしれないので、順に解説していきます。

現物買い

まず、現物買いですが、これは文字通り、実際に株式を買うことです。
普通、株を買うと言ったら現物買いとなります。
非常にオーソドックスな、普通の取引です。

現物(実際の品物=株)を持っているわけですから、株価が上がれば得をしますし、株価が下がれば損をしますし。
株主優待の権利が欲しい場合、権利確定日に合わせて購入した株が下がってしまうと株主優待で得をした以上に損をしてしまう可能性があるのが痛いところです。

信用売り

そんな、株価下落リスクに備えて行うのが、信用売りです。
信用売りとは、実際には株式を持っていないにも関わらずその株を売ることです。
いわゆる、空売りです。

当然、ないものは売れないわけですが、いずれ市場で購入して返却する、という前提で株を借りて売却することになります。
したがって、返却するまでは株を貸してくれる人(直接的には証券会社。実際にはその先に機関投資家がいたりするケースもあるようです。)に対してレンタル料を支払う必要があります。

ケーススタディ

より具体的なケースで見てみましょう。

ある日の滝川商事の株価が1,000円だったとします。
株主優待を受けるには100株の保有が必要だと仮定すると、現物買いには1,000円×100株=100,000円が必要です。

普通に株を買った場合

もし信用売りを組み合わせなかった場合、例えば翌日に株価がストップ安で700円まで下落したとすると、一気に30,000円を失ってしまいますので株主優待どころではなくなってしまいます。

クロス取引を行った場合

一方で、信用売りを組み合わせた場合、つまりはクロス取引を行った場合です。
1,000円で100株の買いを入れるのと同じタイミングで1,000円で100株を信用売りします。

この状態で株主優待の権利確定日を迎えれば、株主優待の権利は確定します。

そして先ほどの例と同様に、もし株価が700円になってしまった場合ですが、現物買いした株を700円で売ることによって30,000円の損失が発生しますが、一方で1,000円で空売りした株は700円で購入して返却できるわけなので、差し引き30,000円の利益が出る計算になります。
つまり、クロス取りをすることにより、株価の変動があってもトータルでは損得なし、という結果を得ることができるのです。

実際には、株式の売買にかかる手数料が発生するのと、信用売りでは株を借りている期間に応じて貸株料(年率1?2パーセントを日割計算)が発生します。
したがって、株主優待で得られるメリットとこの手数料を比較して、株主優待で得られるメリットの方が大きければクロス取りを実行する、と考えるとよいかと思います。

まとめ:クロス取引で株価変動リスクを排除しつつ、株主優待の権利が取れる

というわけで、クロス取引で株価変動リスクを排除しつつ、株主優待の権利が取れる仕組みがお分かり頂けたかと思います。

次回からは、実際にクロス取引を実践するために、準備をしていきたいと思います。